大腸内視鏡検査(大腸カメラ)は、肛門から内視鏡を挿入し、大腸の粘膜を直接観察する検査です。大腸がんは、早期には自覚症状がほとんどないことがあります。
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このような方はご相談ください
- 便秘が続く
- 持続する下痢
- 腹部膨満感(お腹が張る)
- 残便感
- 便が細い
- 血便があった
- 急な体重減少
- 排便回数が多い
- 便潜血検査で陽性と指摘された
- ご家族の中に大腸がんを発症した人がいる
- 大腸ポリープを指摘されたことがある
- 過去に大腸ポリープを切除したことがある
- 最近疲れやすく息切れを感じる(貧血の進行)
- 大腸がんが心配
など
症状だけでは原因を判断できないこともあります。診察のうえ、大腸内視鏡検査が必要かどうかをご案内します。
Fecal Occult Blood
便潜血陽性と言われた方へ
「1回だけ陽性」でもご相談ください
陽性になったからといって、大腸がんと診断されたわけではありません。一方で、出血の原因として大腸ポリープや大腸がんなどが隠れていることがあるため、陽性となった場合は精密検査を受けることが大切です。
「もう一度便潜血検査をして陰性なら大丈夫」と自己判断せず、まずご相談ください。
Our Colonoscopy
池田内科医院の大腸内視鏡検査

苦痛や不安をできるだけ抑えた検査を
大腸内視鏡検査では、内視鏡を進める際に腸が伸びたり、観察のために腸を広げたりすることで、お腹の張りや痛みを感じることがあります。
当院では、検査への不安や苦痛を和らげるため、鎮静剤を使用した大腸内視鏡検査を行っています。
2022年には新しい内視鏡検査室を整備しました。鎮静剤を使用した場合は、検査終了後に院内で休んでいただき、体調を確認してからお帰りいただきます。

大腸ポリープが見つかった場合
大腸ポリープの中には、将来的にがんになる可能性のあるものがあります。
大腸内視鏡検査中にポリープが見つかった場合には、大きさや形、患者さんの状態などを確認し、医師が切除可能と判断したものについて日帰りで切除を行うことがあります。
ただし、すべてのポリープをその場で切除できるわけではありません。病変の大きさや形状、場所、服用している薬などによっては、後日改めて治療を行ったり、専門医療機関をご紹介したりする場合があります。

半個室のリカバリースペースを完備
鎮静剤を使用した検査の後は、ストレッチャーに横になったままリカバリー室へ移動し、10〜15分程度お休みいただきます。ご自身で歩いて移動していただく必要はありません。
十分に目が覚めたことを確認したうえで、検査結果をご説明します。
鎮静剤を使用する方へ
検査当日は自動車・バイク・自転車の運転はできません。あらかじめ、ご家族による送迎や公共交通機関など、帰宅方法をご検討ください。
Diseases
大腸内視鏡検査で見つかる主な病気・病変
大腸内視鏡では、大腸の粘膜を直接観察します。
病変が見つかった場合には、必要に応じて組織の一部を採取する生検(組織検査)や、病変に応じた処置を行うことがあります。
大腸ポリープ
どんな病気・病変?
大腸の粘膜が隆起して、いぼのように見える病変の総称です。多くは自覚症状がありません。ポリープにはいくつかの種類があり、腺腫と呼ばれるものの中には、時間をかけて大腸がんへ進む可能性があるものがあります。
大腸内視鏡では
ポリープの大きさや形、表面の状態などを詳しく観察します。病変の状態に応じて、組織検査や内視鏡による切除が検討されます。
大腸がん
どんな病気?
大腸の粘膜から発生する悪性腫瘍です。早期には自覚症状がほとんどないこともあります。進行すると、血便、便秘や下痢などの便通の変化、便が細くなる、貧血、腹痛などがみられることがあります。
大腸内視鏡では
大腸の粘膜を直接観察し、病変の位置や大きさ、形などを確認します。がんが疑われる場合には、生検(組織検査)を行い、採取した組織を顕微鏡で詳しく調べます。
大腸憩室
どんな病気・病変?
大腸の壁の一部が外側へ袋状に突出した状態です。多くは症状がありませんが、憩室から出血したり、炎症を起こして腹痛や発熱の原因になったりすることがあります。
大腸内視鏡では
大腸粘膜を観察することで、憩室の入口を確認できます。出血が疑われる場合などには、出血の原因を調べるために内視鏡検査が行われることがあります。
潰瘍性大腸炎などの炎症性疾患
どんな病気?
大腸の粘膜に炎症が起こる病気です。潰瘍性大腸炎では、下痢、血便、腹痛などの症状がみられ、症状が強い時期と落ち着いている時期を繰り返すことがあります。
大腸内視鏡では
粘膜の赤み、むくみ、出血、びらんや潰瘍などを観察し、炎症の範囲や程度を確認します。必要に応じて生検(組織検査)を行い、診断や病状の評価につなげます。
その他の大腸粘膜の異常
どのような異常?
大腸の粘膜には、炎症による赤みやびらん、出血など、さまざまな変化がみられることがあります。症状だけでは原因がわからない場合でも、粘膜を直接見ることで異常の発見につながることがあります。
大腸内視鏡では
異常がみられた場所や範囲、粘膜の状態を詳しく観察します。必要に応じて組織を採取し、病理組織検査などを行って原因を調べます。
Preparation
大腸内視鏡検査では「前処置」が大切です
大腸の粘膜を詳しく観察するためには、検査前に腸の中をきれいにしておく必要があります。
大腸内視鏡検査の当日は、ご自宅で下剤(腸管洗浄剤)を服用していただきます。事前にご説明した方法に従って服用し、腸の中をきれいにしてからご来院ください。
便秘が強い方や、以前の検査で前処置がうまくいかなかった方は、事前にお申し出ください。
Flow
大腸内視鏡検査の流れ
事前診察
安全に検査を行うため、検査前に診察を行い、現在の症状、これまでの病気、服用中のお薬などを確認します。受診の際は、お薬手帳または現在服用している薬がわかるものをお持ちください。
薬は自己判断で中止しないでください。

検査前日
検査前日は、事前にご案内した食事や薬の服用方法に従ってお過ごしください。腸の中をきれいにするため、食事内容や食事時間に制限が必要になる場合があります。

検査当日の前処置
検査当日は食事をせず、ご自宅で事前にご説明した方法に従い下剤(腸管洗浄剤)を服用してください。腸の中をきれいにしてからご来院いただきます。

来院・検査準備
指定された時間にご来院ください。体調や前処置の状態を確認したうえで、検査の準備を行います。

大腸内視鏡検査
肛門から内視鏡を挿入し、大腸の奥まで進めながら粘膜を観察します。必要に応じて組織検査やポリープ切除を行います。

検査後
検査終了後は、体調を確認してからお帰りいただきます。鎮静剤を使用した場合は、薬の効果が落ち着くまで院内で休んでいただきます。

After Polypectomy
ポリープを切除した方へ
ポリープ切除後は、出血などのリスクを抑えるため、1週間程度、食事や運動などに制限が必要となる場合があります。
制限の内容や期間は、切除したポリープの大きさなどによって異なるため、検査後に個別にご説明します。
帰宅後に以下の症状がある場合はご連絡ください
- ・強い腹痛が続く
- ・多量の出血がある
- ・体調に大きな変化がある
Cost
大腸内視鏡検査の費用
大腸カメラ検査自体と検査でポリープを切除した場合どちらも保険診療ですので当院の特別な価格設定はございません。
| 診察内容 | 1割負担 | 3割負担 |
|---|---|---|
| 大腸カメラ検査 | 1,900〜6,700円程度 | 5,500〜20,000円程度 |
| 大腸内視鏡ポリープ切除 (大腸ポリペクトミー術) |
7,000〜12,000円程度 | 19,000〜35,000円程度 |
病理検査の有無や個数により価格が変わります
上記は再診料や処方料など含まれておりません。付属して行う検査等で料金は変動します。
Reservation
大腸内視鏡検査の予約について
初めて当院を受診される方は、検査前に診察が必要です。まずは通常の診療時間内にご受診ください。
現在当院へ通院中の方や、以前の検査で再検査の時期を案内されている方は、お電話で検査予約をお取りいただけます。
初診の方の内視鏡検査予約は、お電話では受け付けておりません。
FAQ
よくあるご質問
便潜血が1回だけ陽性でした。検査は必要ですか?
1回だけの陽性でも、自己判断でそのままにせずご相談ください。出血の原因を確認するため、精密検査を受けることが大切です。
症状がなくても大腸カメラを受けた方がよいですか?
大腸がんは、早い段階では症状が現れないことがあります。便潜血検査で陽性となった方や、健診で精密検査を勧められた方は、症状がなくてもご相談ください。
鎮静剤は使えますか?
当院では、鎮静剤を使用した大腸内視鏡検査を行っています。患者さんの年齢や持病、服用している薬、体調などを確認したうえで使用します。
検査当日に車を運転できますか?
鎮静剤を使用した場合、検査当日は自動車・バイク・自転車の運転はできません。あらかじめ帰宅方法をご検討ください。
ポリープが見つかったら、その場で取ってもらえますか?
当院では、大腸内視鏡検査中にポリープの切除を行う場合があります。ただし、病変の大きさや形、場所などによっては、別日に治療したり専門医療機関をご紹介する場合があります。