胃内視鏡検査(胃カメラ)は、口または鼻から内視鏡を挿入し、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察する検査です。胃がんをはじめ、食道や胃の炎症、潰瘍などは、早い段階では症状がはっきりしないこともあります。
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このような方はご相談ください
- 胃やみぞおちが痛む
- 胸やけや胃もたれが続く
- 吐き気や食欲低下がある
- 飲み込みにくさを感じる
- げっぷが多い
- 喉のつかえ感がある
- 貧血を指摘された
- 急な体重減少
- 健康診断・胃がん検診で異常を指摘された
- バリウム検査で精密検査を勧められた
- ピロリ菌について調べたい
- 以前、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を指摘されたことがある
- 胃がんが心配
- 定期的に胃の状態を確認したい
など
症状の原因は胃だけとは限りません。診察のうえ、必要な検査をご案内します。
Our Gastroscopy
池田内科医院の胃内視鏡検査

経口・経鼻、2種類の内視鏡に対応
当院では経口・経鼻の両方の胃内視鏡に対応しています。近年は経口での検査を中心に行っています。
経鼻内視鏡は細い内視鏡を鼻から挿入するため、舌の付け根に触れにくく、吐き気や「オエッ」とする反射が起こりにくいことが特徴です。
患者さんの状態や検査目的などを確認しながら、適した検査方法をご案内します。

苦痛や不安をできるだけ抑えるために
「胃カメラが苦手」「以前の検査がつらかった」「怖くて検査を受けるのをためらっている」という方も少なくありません。
ご希望に応じて鎮静剤を使用できます。苦痛や検査への不安を和らげた状態で検査を受けていただけます。
2022年には新しい内視鏡検査室を整備し、検査後に休んでいただける体制を設けています。

半個室のリカバリースペースを完備
鎮静剤を使用した検査の後は、ストレッチャーに横になったままリカバリー室へ移動し、10〜15分程度お休みいただきます。ご自身で歩いて移動していただく必要はありません。
十分に目が覚めたことを確認したうえで、検査結果をご説明します。
鎮静剤を使用する方へ
鎮静剤は、検査時の緊張や苦痛を軽減するために使用します。ただし、年齢や持病、服用している薬、当日の体調などによっては、使用について慎重な判断が必要になることがあります。
鎮静剤を使用した当日は、自動車・バイク・自転車の運転はできません。送迎やご家族の付き添いなどについては、予約時または診察時にご確認ください。
Diseases
胃内視鏡検査で見つかる主な病気・病変
胃内視鏡では、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察します。
気になる病変が見つかった場合には、必要に応じて組織の一部を採取し、顕微鏡で詳しく調べる生検(組織検査)を行うことがあります。
逆流性食道炎
どんな病気?
胃酸や胃の内容物が食道へ逆流し、食道の粘膜に炎症が起こる病気です。胸やけ、酸っぱいものが上がってくる感じ、げっぷ、のどの違和感などがみられることがあります。
胃内視鏡では
食道の粘膜に赤みやびらん、潰瘍などがないかを直接観察します。症状があっても内視鏡で明らかな炎症がみられない場合もあるため、症状と検査所見をあわせて判断します。
食道炎
どんな病気?
食道の粘膜に炎症が起きた状態です。胃酸の逆流だけでなく、薬剤や感染症など、さまざまな原因で起こることがあります。
胃内視鏡では
炎症の範囲や粘膜の傷み、びらん、潰瘍などの有無を確認します。必要に応じて組織を採取し、炎症の原因を詳しく調べることがあります。
胃炎
どんな病気?
胃の粘膜に炎症が起きている状態です。急性の炎症のほか、ヘリコバクター・ピロリ菌感染などに関連して慢性的な炎症や胃粘膜の萎縮がみられることもあります。
胃内視鏡では
胃粘膜の赤み、むくみ、びらん、萎縮などの状態を直接観察します。必要に応じて組織検査や、ピロリ菌感染の有無を調べる検査につなげます。
胃・十二指腸潰瘍
どんな病気?
胃や十二指腸の粘膜が深く傷ついた状態です。みぞおちの痛みなどがみられることがありますが、症状がはっきりしない場合もあります。ピロリ菌感染や一部の鎮痛薬などが原因となることがあります。
胃内視鏡では
潰瘍の場所や大きさ、深さ、出血の有無などを確認します。胃潰瘍では、必要に応じて組織を採取し、ほかの病気との鑑別を行うことがあります。
胃ポリープ
どんな病気・病変?
胃の粘膜が隆起して、いぼのように見える病変の総称です。ポリープにはいくつかの種類があり、経過観察でよいものから、詳しい検査が必要なものまでさまざまです。
胃内視鏡では
ポリープの大きさや形、表面の状態などを詳しく観察します。必要に応じて生検(組織検査)を行い、ポリープの種類や治療・経過観察の必要性を判断します。
食道がん
どんな病気?
食道の粘膜から発生する悪性腫瘍です。早期には症状がないこともあり、進行すると飲み込みにくさや胸の違和感などが現れる場合があります。
胃内視鏡では
食道の粘膜を直接観察し、色調や表面の変化などから病変を探します。がんが疑われる場合には、病変の一部を採取する生検(組織検査)を行い、詳しく診断します。
胃がん
どんな病気?
胃の粘膜から発生する悪性腫瘍です。早い段階では自覚症状がほとんどないこともあり、検診や内視鏡検査をきっかけに見つかる場合があります。
胃内視鏡では
胃の粘膜を直接観察し、色や凹凸、潰瘍などの変化がないかを確認します。胃がんが疑われる病変が見つかった場合には、生検(組織検査)を行い、顕微鏡で詳しく調べます。
Flow
胃内視鏡検査の流れ
診察・検査予約
まず診察を行い、症状やこれまでの病気、現在服用している薬などを確認します。受診の際は、お薬手帳または服用している薬がわかるものをお持ちください。

検査前日
検査前日は、指定された時間までに夕食を済ませ、その後は食事を控えてください。水分や薬の服用については、事前にお伝えする案内に従ってください。

検査当日
当日の朝は食事をせずに来院してください。服用中のお薬がある方は、事前に医師から指示された方法で服用してください。

胃内視鏡検査
口または鼻から内視鏡を挿入し、食道・胃・十二指腸を観察します。必要に応じて、病変の一部を採取する組織検査などを行います。

検査後
検査終了後は、体調を確認してからお帰りいただきます。鎮静剤を使用した場合は、院内で十分に休んでいただきます。

Notice
胃カメラを受ける際の注意事項
安全に検査を行うため、以下に該当する方は事前にお申し出ください。
- 現在治療中の病気がある
- 薬を服用している
- 血液をサラサラにする薬を服用している
- 薬や麻酔でアレルギーを起こしたことがある
- 妊娠中または妊娠の可能性がある
- 過去の内視鏡検査で具合が悪くなったことがある
服用中のお薬を自己判断で中止しないでください。
Cost
胃内視鏡検査の費用
胃カメラ検査は保険診療ですので当院の特別な価格設定はございません。
| 診察内容 | 3割負担の目安 |
|---|---|
| 初診料・薬剤・血液検査 | 約2,000円 |
| 内視鏡検査(検査のみ) | 約2,000円 |
| 組織検査を行った場合 | + 約4,000円 |
合計の目安:約6,000円〜10,000円(3割負担の場合)
病理検査の有無や個数により価格が変わります
上記は再診料や処方料など含まれておりません。付属して行う検査等で料金は変動します。
Reservation
胃内視鏡検査の予約について
胃内視鏡検査は予約制です。初めて検査を希望される方は、事前に診察を受けてください。
FAQ
よくあるご質問
胃カメラはつらいですか?
胃カメラでは、内視鏡がのどを通る際に吐き気や不快感を感じることがあります。当院では経鼻内視鏡を備えているほか、必要に応じて鎮静剤を使用し、検査時の苦痛や不安をできるだけ軽減できるよう配慮しています。
口からと鼻から、どちらで受けられますか?
当院では経口・経鼻の両方の内視鏡を備えています。実際の検査方法については、患者さんの状態や検査目的などを確認して決定します。
鎮静剤は使えますか?
当院では鎮静剤を使用した胃内視鏡検査を行っています。ただし、患者さんの状態などによって使用について個別に判断する場合があります。
検査当日に車を運転できますか?
鎮静剤を使用した場合は、検査当日の自動車・バイク・自転車の運転はできません。あらかじめ帰宅方法をご検討ください。
検査中に異常が見つかったらどうなりますか?
必要に応じて、病変の一部を採取する生検(組織検査)などを行うことがあります。詳しい結果については、検査後または後日の診察でご説明します。